第22章 復帰と突然の…
午前中の授業が終わり昼食をカバンから取り出していた時。
清水「夏妃ちゃん。」
夏妃「あ、潔子ちゃん!ごめん、ちょっと待って!」
清水「天気がいいから外に行かない?」
夏妃「そうだね!」
潔子ちゃんに連れられて屋上の一角に腰を下ろしてお弁当を広げ始めた。
潔子ちゃんのお弁当は色が綺麗で美味しそうだった。
私はおにぎりと簡単なサラダ。
しばらく食べていると潔子ちゃんの隣に置いてある紙袋に気が付いた。
夏妃「潔子ちゃん、その紙袋何?」
清水「あ、これ?はい、」
手渡された袋の中にはラッピングされた小さい箱が入っていた。
清水「夏妃ちゃんが入院してる間、お見舞行けなかったから退院祝い・・・みたいな」
夏妃「ありがとう!潔子ちゃん!!本当に貰っていいの?」
清水「うん。家に帰ってから見て欲しい。」
そう言って恥ずかしそうに顔を赤らめていた潔子ちゃん。
可愛い。