完結おめでとうございます！

正直、このエンドはまったく予想していませんでした。
でも本当にストンと腑に落ちて、しかもとても幸せな読後感を味わえたのは、ひとえに作者さまの筆力、そして作品愛ゆえなのだと思います。さすが、の一言です。

恋愛も友愛も家族愛も、全部盛り。喜怒哀楽すべての感情を揺さぶられる、本当に素敵な作品です。絶対に後悔させないので全人類読んで…！という気持ちです。

本当に執筆お疲れさまでした。ヤミキクに出会えて本当によかったです！

現実で恋愛すると、いわゆるハッピーエンドにはならないことが多い。
だからせめて夢小説ではハッピーエンドを…と思ってました、作者さまの作品を読むまでは。

切ないお話が多いですが、幸せにならないのにこんなにも「読んでよかった」と、そして「何度も読みたい」と思えた夢小説は初めてです。
文章をたどるだけで、作者さまが感覚を研ぎ澄まして丁寧に書き込んでいるのがわかる、（上から目線で申し訳ないですが）とても質の高いお話ばかり。

小説の書き方を学ぶ意味でも、読んでおくべき作品集です！

とってもピュアで不器用な跡部に愛されたい方、必見です♡

跡部ってともすれば現実離れしてしまう存在（というか公式がガンガンそれを推奨してくる）ですが、この作品では等身大の彼が、年相応の恋に悩んでいます。
そのリアルさのさじ加減が絶妙で、読後はいつも「私が送りたかったのはこんな青春だー！」と悶えてしまいます。笑

夢主視点だけでなく、氷帝レギュラーの視点からも恋に悩む二人の様子が描かれていて、とっても微笑ましい！

表現・描写がとても丁寧でみずみずしいので、あっという間に世界観に引き込まれました。
これからも更新楽しみにしています。

大好きすぎて、書く前からもう字数が足りない！

菊丸くんが原作イメージとはまるで違うブラックさで、注意書き等で覚悟していてもびっくりします。
が、読み進めるにつれて「こっちが本当の英二くんなのかも」と、逆に今原作を読むとヤミキク設定に見えてきてしまうくらいの圧倒的な筆力！

同じシーンが夢主視点と英二くん視点双方から描かれていて、2人の台詞の意味・気持ちの動きがつぶさにわかります。
読みながら映像が浮かぶので、感情移入しすぎて泣いたことも一度や二度ではありません。
最近は彼らの親戚のおばさんになった気分で、彼らの恋路をやきもきと応援しながら読み進めています。

これからも楽しみにしています♡