【陽だまりの先へ】第26章についての補足説明(ネタバレ含)
皆様、いつも私の拙い妄想にお付き合い頂き誠にありがとうございます。
第26章についての補足説明のためにニュースを挙げさせて頂きました。
この回では今の情勢を少しだけオマージュするような内容を入れてみました。
現在は新型コロナウイルスが蔓延する世の中ですが、100年ほど前に流行ったスペイン風邪がちょうど大正時代と重なっていたので、折角薬師の設定だし、入れてみようと安易に考えた次第ですが、書いてみると現在の言葉を使えない部分が多くてめちゃくちゃ苦労してしまして…。
気になる方も多いかもしれないので今回は先に補足説明をさせて頂きます。
まず現在ではウイルスと呼んでいますが、その時にウイルスという言葉はあまり一般的ではなく、菌という言葉ならば使っていたようなので、実際にはスペイン風邪はウイルスによるものですが、菌ということにしてあります。
またスペイン風邪は今で言う新型コロナでは変異ウイルスになったときに物凄い猛威を奮ったとされているようで、初期はひどい風邪といった程度のようです。
なので今回は異国から日本へ入ってきて、人から人へと移る際に変異した日本型のスペイン風邪のウイルスという解釈でお願いしたいです。
予防接種という概念もその時には日本ではなかったようです。しかし、穂乃花の母親が異国出身という設定なので海外で一般的だったそれを陰陽師の里では日常的に一般診療としておこなっていたということにしています。
その他諸々ご都合主義で申し訳ありませんが、どうか温かい目で読んでいただけると幸いです。
作者も元医療従事者なのでなるべく医学的なところはリアリティを意識しておりますが、夢小説故に甘えてしまっているところも多々ありますのでご承知おき頂けるとありがたいです。
それでは皆さま、本日も推しとの素敵な日をお過ごしください。
[作成日] 2022-04-30
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