同作者様の別作品「炎雷落ちるその日まで」の煉獄さん目線でのお話。
炎雷を読んでいて、煉獄さんは公私混同しないタイプだろうから、夢主に好意を寄せ始めた時点がどこなのか興味を持っていました。
自分の恋心にちょっとだけ鈍い煉獄さん。
恋に気付くまでの過程の描写は、強い剣士である彼が年相応の青年だと思わせてくれるとともに、彼の気持ちが動く瞬間瞬間をうまく捉えていると思います。
仲間たちと恋について話していたり、夢主と鍛錬したり日常を過ごすシーン一つ一つが好きです。
言葉を精査して書かれていることが伝わってくる文章には、雑味が無いのでとても読みやすいです。
これからも執筆頑張って下さい。
[投稿者] 奥山こまり
[投稿日] 2023-07-17 11:53