はじめまして、レビュー失礼します。
確かな実力と絶対的なカリスマ性で、常に私たちテニプリファンを魅了し続ける跡部様。

上流階級の嗜みとして女性の扱いもお手の物であろう彼が、好きな相手にはこんなにも不器用で臆病なのか！と、そのギャップが堪らないんです。
母性本能を擽られて、全力で応援したくなるんです。

丁寧な情景描写は映像だけではなく、作中の音や香りまでも運んできてくれるようで…とにかく読んでいてため息が溢れます。

こんな文章がかけたら…そう思わずにはいられない作品。

お互い特別なのは明らかなのに、なかなか素直になれないもどかしい恋愛を、これからも氷帝メンバーと一緒に見守っています。

とってもピュアで不器用な跡部に愛されたい方、必見です♡

跡部ってともすれば現実離れしてしまう存在（というか公式がガンガンそれを推奨してくる）ですが、この作品では等身大の彼が、年相応の恋に悩んでいます。
そのリアルさのさじ加減が絶妙で、読後はいつも「私が送りたかったのはこんな青春だー！」と悶えてしまいます。笑

夢主視点だけでなく、氷帝レギュラーの視点からも恋に悩む二人の様子が描かれていて、とっても微笑ましい！

表現・描写がとても丁寧でみずみずしいので、あっという間に世界観に引き込まれました。
これからも更新楽しみにしています。