第2章 ダジャレ系女子:伊月
「今朝、袈裟着た?」
「それもらい ! ! 」
「ダジャレかよ ! ! 心配して損したわ ! ! つか着るわけねぇだろダアホ ! ! 」
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「俊、今日もお疲れ様」
「もお疲れ」
部活を終えて、オレ達のマネージャーであると今日も一緒に帰る。
もちろん、手を恋人繋ぎしながら。
「頑張ってる俊も、凄く格好いいんだ。つい仕事忘れて見入っちゃうの」
「オレも、に見入っちゃうよ」
「私に?」
「うん」
いつも頑張ってること、よく知ってる。
カントクの指示通りに一生懸命、でも楽しそうに仕事をこなして……。
それを見ると疲れが飛ぶんだ。
そこで日向がまた突っかかってくる。
コガがボケをかます。
木吉が尋常じゃないボケをかます。
黒子が消える。
がいて、初めてそれも成り立つ。