第4章 ノリ系女子:今吉
「で、正解は何や?」
「正解は……」
バンッと床を叩いた。
「越○製菓!」
「今うまいこと言わんでええねん ! ! 」
「正解は、私がバレンタインチョコを諏佐君にしかあげないつもりなんだと勝手に勘違いして嫉妬した、でしたー!」
「サイテーじゃねぇか」
お前が言うなや青峰。
「今吉さん、夢の中でもさんにぞっこんなんですね~やっぱりさんには適わないんだぁ」
「デレデレしてキモイ」
せやからお前に一番言われたないねん青峰ぇ。
「さ、あとはお二人の時間と言うことで♪ 皆さん行きましょ!」
桃井に押されてみんな出ていった。
「……何だったの? 今の」
「お前のボケの方が何やったんや」
「ノリで!」
桃井の言うとおり……敵わんわ、お前には。
せやけど、このまま負けとくのも勿体ないな……すこ~し仕返ししたろか。
ああニヤつかんようにするの大変やな。