• テキストサイズ

【黒バス】悪童くんと、良い子ちゃん。【花宮・R18】

第1章 始まりは


俺がぶつかった女はどうやらチームメイトの従姉妹らしい

どうでも良いが、少し興味がわいた

そのチームメイトがあの女とクラスメイトだから軽く接触させてみる



「おい、お前あいつとクラスメイトだろ?」

「あぁ、有栖とはクラスメイトだが話していないぞ」

「は、従姉妹なのに?」

「そうだ。あいつは俺と学校ではあんまり話さないというルールを作っているらしいからな」

「何で?桐原ちゃん古橋の事嫌いなの?」

「それはないな、今でも食事に誘われる。まぁ有栖が一人暮らしというのもあるが」

「じゃあ何で?仲悪いわけじゃないなら何で話さないのさ」

「さぁな。俺にはわからない。ただ、いつだったか「康次郎くんモテモテだから」と言われたが」



そうか、大方女共に「古橋くんとどういう関係?」とか聞かれんだろうな

まぁ取り敢えず今日部活に連れてこい
興味がわいたから、話をしてみたい

と古橋に伝えると、無表情のまま淡々とわかった、と答えた







今回も一位かよ、すげーな


カンニングでもしてんのか?


いや、花宮だぜ?あり得ねえよ、あんな良い奴がカンニングなんてしねぇって


あぁ、心底うざったい
意味もなく原に連れ出されるまま結果を見に来たらコレだ
カンニングなんかするわけねぇだろ、する意味もねぇ

そう思いながらも、機嫌は悪くない。古橋が上手いことあいつを連れて来るのが楽しみだからだろう

無表情のまま悪くもないが良くもない結果を見ている古橋を少しだけちら、と見た

原は平均寄り、山崎はピッタリ平均。ある意味山崎のコレは才能だな

勿論健太郎は二位。ココは心配してない

原と山崎は下手打つと追試になりかねないから、毎回毎回気を遣う

今回も全員追試では無いことに少しだけ安堵しつつ、放課後の部活を考えて笑ってしまった
/ 8ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp