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【黒バス】悪童くんと、良い子ちゃん。【花宮・R18】

第1章 始まりは


霧崎第一高校 一学期末テスト 第二学年 結果


1 花宮 真 500/500
2 瀬戸 健太郎 497/500
3 桐原 有栖 483/500
4 …




よし、今回もTOP3に入れた

それにしても花宮さんと瀬戸さん…凄いなあ

ほぼほぼ満点だなんて

花宮さんは満点だし…



「アリス!もう教室戻ろうよ!!」

「あ、今行きます!」



もうすぐ夏休みだし、実家に帰ろう

考え事をしながら歩いていたせいで人にぶつかる

慌てて謝ろうとすると、どうやらバスケ部の面々らしい



「あ、わ、すみません‼︎」

「いえ、僕も余所見をしてましたから」



噂通り、性格も優しい人らしかった

頭も良くて性格も良い、しかも運動神経まで抜群…

少し、羨ましい



「お怪我とかは…」

「大丈夫ですよ、貴女は大丈夫ですか?」

「はい、私は平気です。良かったぁ…あっ、失礼しますね!」

「ふふ、お気を付けて」

「はい!ありがとうございます!」



走らない様に気を配りながら友人の下に行く

「花宮くんじゃん!ね、ね、どんな子だった⁈」と騒がしい友人を窘めつつ教室に戻る

勿論、私は花宮さんの事を殆ど知らないから答えられない。話した限りでは「優しい人」としか言えなかった

まだ皆結果を見に行っているのか、教室には私と友人の霧埜(キリノ)だけだった



「ありゃ、皆まーだ結果見てんの?馬鹿だねぇ」

「まぁまぁ。霧埜は今回も凄かったですね、6位」

「何、嫌味ー?あんたは3位でしょ!」

「嫌味じゃないですよー?でもやっぱり花宮さん凄いですね」

「そーね、満点1位!瀬戸も凄いけど。授業中ずっと寝てて2位でしょ?あーもーあいつらの頭脳欲しいわ」

「同感です…」



取り敢えず残りは帰りのLHRだけ

特に何も用事が無いから本屋に寄ろう、と思った

チャイムが鳴ると全員が戻って来て席に着く

上手い具合に担任も戻って来て、LHRが始まった
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