第7章 鍋パーティー*赤司征十郎
*赤司side*
びっくりして赤くなったを見てフッ……っと笑った時、丁度インターフォンが鳴った。
家の中に居ても小太郎の声が聞こえる。
「おっ!赤司もう来てたんだ!」
「ああ、今さっき着いた所だよ」
「んじゃ早く食おうぜ!」
「待ちなさいよ。先ずは手を洗いましょ」
皆して手を洗いに行って、いよいよ鍋パーティーというのが始まった。
当然僕が1番に取り皿に取るのは豆腐。
湯豆腐の方が好きだが、そうじゃないのは全員が色々な物を食べれるようにだろう。
『あ!私取ってあげる』
「これくらい出来るよ」
『いいの!お豆腐は箸じゃ崩れちゃうよ?私丁度おたま持ってるし』
「なら言葉に甘えよう」
『うん!』
「ねぇねぇ…!」
頼んで直ぐ、小太郎がに何やら耳打ちをし始めた。
玲央と永吉も聞き耳を立てているように見える。
何かの作戦会議か……とにかく僕に聞かれたくない事だというのはわかった。
一体何を企んでいる…?