• テキストサイズ

【黒子のバスケ】とある青春STORY【短編】

第4章 デート*緑間真太郎


「ありがとう……大事にするね」


オレが冷や汗流して買ったぬいぐるみをギュッと抱きしめながら、は後ろを振り返り礼を言ってくれる。

喜んでくれた事にこっちも嬉しくなって、つい目を細めてしまった。


「ここ暗いからよく見えないけど……もしかして今笑ってる…?」

「だ、だとしたら何なのだよ」

「損した気分」

「損だと?」

「だって私……真太郎の笑った顔好きだから……」


折角いい感じだったのに、←
が寂しそうな声でそう言ったものだから……オレの顔は元に戻ってしまった。

好きと言われて嬉しいが……弱々しい声で言われちゃ黙っておけない。


「いくらでも見れるのだよ」

「でも……」

「お前がオレの側に居る限りな……」
/ 66ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp