第11章 秀徳戦に備えて
誠凛控え室にて
リコ「体冷やさないようにすぐ上着着て!あとストレッチも入念にね!疲労回復にアミノ酸、あとカロリーチャージも、忘れずに!」
リコとはそれぞれ部員のマッサージに勤めていた
『日向先輩、どうですか?』
日向「サンキュ! ま、疲れてないって言ったら嘘になるけど… これで何とか次も最後まで走れるわ」
『良かったあ…‼︎』
日向「おう‼︎ だからあんま心配そうな顔すんな‼︎」ニカッ
『っ…‼︎ やっぱり日向先輩は頼りになりますね!さっきの正邦戦のとき改めて思いました‼︎ 日向先輩の言葉はほんとに力があります‼︎』
は心の底からそう思った
日向「っ/// 何だよ急にっ;;;」
『えへへ、ちゃんと伝えたくて…‼︎ だから次の秀徳戦も頼りにしてます、主将‼︎‼︎』ニコ
日向「おぉ‼︎ 任せろ‼︎」
(…。俺はお前の言葉にいつも力もらってる。サンキュ)
そして次は伊月のマッサージ
『どうですか?』
伊月「だいぶ楽になったよ」
『良かった…‼︎』
伊月「ハッ‼︎‼︎ マッサージ、まっサンキュー‼︎ キタコレ‼︎」
日向「キテねーし、そこまで掛かってねーよ‼︎ ダァホ‼︎ ;;」
『プッ』笑
は伊月と日向のやり取りに思わず笑ってしまった
日向「も笑ってんじゃねーよ;;」
『だって…(笑) 伊月先輩‼︎ 伊月先輩が水戸部先輩に見惚れてる間、私は伊月先輩に見惚れてましたよ? あとナイスじゃナイスっか? でしたっけ』ニコ
伊月「ちゃん…」
『フフッ、いっつもネタ帳に書いてたんで試合中の伊月先輩のダジャレは覚えておこうと思って♪ これでメモれますよね?』
伊月「ちゃん…… ありがとう‼︎」
(俺のダジャレなんて誰も聞いてくれてないのに←ほんとこの子の優しさは皆に平等だな)
『またナイスなダジャレ期待してます♪』ニコ
伊月「あぁ‼︎」
日向「、それは期待するだけ無駄だぞ;;」