第10章 IH予選
そして黒子と渋々といった感じの火神がベンチに戻ってきた
火神は深刻そうな顔して、コートを見つめている
『大我、先輩たちを信じよう?』
リコ「そうよ、皆そんなヤワじゃないから大丈夫よ‼︎ 余計な心配しないで声出しなさい‼︎」
火神「……ウス‼︎‼︎」
そこから、イーグルアイを持つ伊月がゲームメイクをし、日向のアウトサイドシュートと水戸部のフックシュートを軸にチームOFで誠凛は攻めた
『テツ君… 頼りになる先輩がいて… 信じれる仲間がいるって… 良いね』
は先輩たちの勇姿を見ながら、そんなことを呟いていた
黒「はい、そうですね…」
黒子はそれに微笑みながら返事をした
だが第4Qの途中、ルーズボールを拾おうとした小金井がベンチに突っ込み気絶してしまう
火神が代わりに出ると言ったが、黒子がそれを止め黒子が再びコートへ
試合が再開し、黒子の変幻自在のパスで誠凛はどんどん点を決めていく
火神は初めてベンチから見る黒子のプレイに感心していた
そして正邦の古武術を取り入れた動きに2年生達がついていけるようになり正邦を苦しめ、ついに第4Q残り25秒で逆転
でも王者の名前は伊達ではなく、岩村が渾身のダンクを決め、正邦が逆転
残り15秒、正邦はオールコートマンツーマンDFを仕掛けたが、水戸部のスクリーンで伊月が突破、からの黒子のパスで日向に渡り3Pを決める
そこで試合終了
誠凛73-71正邦で誠凛の勝利
リコもも感動で泣きそうになっていた
日向「何泣きそうになってんだ、ダァホ‼︎ 俺たちは勝ったんだぞ?」ニカッ
日向はの頭をポンポンと叩く
伊月「そうだよ、ちゃん‼︎ ほら笑って」ニコ
『っ…先輩っ‼︎ 最っ高にカッコよかったです‼︎‼︎』ニカッ
日向.伊月「「おう///」」
そして誠凛は次の秀徳戦に備へ、控え室へ向かった