第10章 IH予選
IH予選最終日
誠凛対正邦の試合前のウォーミングアップ中、津川が火神に話しかけた
津川「あー、君が火神君っしょ? うっわマジ髪赤ェ〜!怖ぇぇ〜!」
火神「あん?」
津川「主将ーっ‼︎ こいつですよね? 誠凛超弱いけど1人凄いの入ったって」
津川は主将の岩村に向かって大声で叫んだ
それが聞こえたリコは「言ってくれるわね… クソガキ…」とブチ切れている←
岩村は津川の元へ向かい、一発殴った
津川「痛っっ」
岩村「すまんな。コイツは空気読めないから本音がすぐ出る」
日向「謝んなくていっスよ。勝たせてもらうんで。去年と同じように見下してたら泣くっスよ」
岩村「それはない。それに見下してなどいない。お前らが弱かった、それだけだ」
岩村はそう言い放ち、津川を連れて正邦のコートへ戻った
ウォーミングアップを終えた両チームは一旦控え室へ戻る
誠凛控え室にて
選手達はどことなく気負いしている
リコ「ちょっと皆カタ過ぎよ‼︎ 元気出るように1つご褒美考えたわ‼︎ 次の試合勝ったら… 皆のホッペにチューしてあげる‼︎」ウフッ♥︎
伊月「ウフッ♥︎ってなんだよ…」
部員達は更に静まり返った
リコ「………。」←撃沈中
(リコさんがやるなら… 私もやらなきゃだよね⁉︎ すっごく恥ずかしいけど…)
『わ、私も… 私も皆のホッペにチューしますっ////』
は顔を真っ赤にして言った
火神「なっ……⁉︎⁇」
黒「さん、今の言葉忘れないでくださいね」
日向「お前ら‼︎ 次の試合死んでも勝つぞ‼︎‼︎」
全員「「おぅ‼︎‼︎‼︎」」
((ちゃんからのホッペチュー///))
誠凛バスケ部が今までで一番一致団結した瞬間だった←
リコ「もういっそのこと死ね‼︎‼︎」泣