第10章 IH予選
高尾「あれっしょ? キミ真ちゃんと同中っしょ? 気にすんなよ、あいつツンデレだから‼︎ ホントは超注目してんだぜ〜⁉︎ 誠凛にも… ちゃんにも」
黒.火神(ピクッ
2人は“ちゃんにも”という言葉に少し反応した
緑「いつも適当なことを言うな、高尾。……、黒子、お前たちの考えがどれだけ甘いか教えてやろう」
(誠凛が秀徳に勝てるはずがないのだから)
緑間が言い終えると秀徳側から声が掛かった
宮地「お前ら、いつまで喋ってんだよ‼︎ 轢くぞ‼︎」怒
高尾「へ〜い。じゃあ、またなちゃん♪」
緑「フンッ」
2人は秀徳ベンチへ帰っていった
達のやり取りを聞いていた誠凛ベンチでは
リコ「……なんかちゃんと黒子君に言われちゃったんだけど」
日向「まあいーじゃん、俺らが思ってることそのままだし」
リコ「……それにしてもちゃんって、ほんと結構言うのね」
(私たちのこと凄く大事に思ってくれてるのが伝わるわ…)
伊月「あぁ。海常のときも思ったけど、ほんと俺たちのこと想ってくれてるよな…」
(可愛いだけじゃない… そこもちゃんの魅力だな)
日向「そーだな。と黒子があれだけ言ってくれたんだ。ぜってー決勝まで勝ち進むぞ‼︎‼︎」
(達の想いに応えたい…‼︎)
誠凛バスケ部一同「「おう‼︎‼︎」」
そして誠凛はコートを出て、会場の二階席から秀徳の試合を観戦した