第10章 IH予選
海常との練習試合から3週間ほど経ち、今日は5月16日
いよいよIH予選が始まる
初戦は、セネガル人のパパンバイシキこと、お父さん率いる新協学園高校
試合前のアップ中
新協学園の主将、谷村祐介が日向に話しかけた
谷村「あんたら海常に勝ったってマジ?」
日向「練習試合っスけどね」
谷村「…なんだー思ったよか大したことないんだ」
パパ「カイジョー?」
谷村「キセキの世代が入ったとこ」
パパ「キセキノセダイ…負け…? ソイツラに勝つため呼ばれたノニ。そんなガッカリだよ弱くて…」
パパは心底呆れたような顔をしている
誠凛(イラっ
そして、パパは気付かなかったのか黒子にドンッとぶつかった
パパ「ダーメですヨ、ボクー。子供がコート入っちゃあ。……ってセンシュ⁉︎⁇ あんな子供いるチームに負け? キセキノセダイてミンナ子供」
(テツ君、顔が怒ってる…;; でも私もあそこまで皆(キセキの世代)を馬鹿にされたら、さすがにムカつく)
黒子が誠凛ベンチへ帰ってくると
黒「正直… 色々イラっときました」怒
火神「何気に負けず嫌いなトコあるよな、お前。んじゃ、まあ子供を怒らせたらけっこー怖いってコトお父さんに教えてやるか‼︎」
審判「それではこれより誠凛高校対新協学園高校の試合を始めます‼︎」
両チーム「「お願いしゃす‼︎‼︎」」