第8章 練習試合の後
それから達は公園に戻った
火神「お前は何考えてんだ‼︎」
黄「そうっスよ、っち‼︎ 女の子なのに危ないじゃないっスか‼︎‼︎」
黒「そうですよ、さん」
火神「いや、お前もだよ‼︎ あのまま喧嘩とかになったら勝てるつもりだったのかよ‼︎‼︎」
黒「いや100%ボコボコにされてました。見てください、この力コブ」
火神「ねーしっ」怒
『ご、ごめんなさい…‼︎ でも、それでもあの人たちはヒドイと思ったし許せなかったから……‼︎』
は強い意志が見えるような目をしていた
黄「っち……」
(ホントにこの子は…)
火神「っ……‼︎ もう2度とあんなことすんじゃねーぞ‼︎ お前が行く前に、俺に言え‼︎‼︎」
『火神君…』
黒「そうですよ、さん」
火神「いや、お前もなっ‼︎」怒
黄「……中学のときもこんなことあったっスよね」
(去年、こんな風にっちと黒子っちが飛び出していって… あのときは俺と青峰っちがっちに怒ったんだっけ)
黄瀬は昔を思い出し、フッと笑う
黄「っちと黒子っちってたまに凄いよね」苦笑
(こーゆーとこは変わってない…っスね…)
黄瀬は、今だに火神が黒子とを説教している姿を見つめる
黄(ほんと… 君が羨ましいっスわ……)
「じゃっ、俺そろそろ行くっス‼︎ 最後に黒子っちと一緒にプレーもできたしね‼︎」
黄瀬はニカッと歯を出して笑う
黄(だから… 次は絶対負けねぇっス)
「あと火神っちにリベンジするんスから、予選で負けんなよーっ‼︎‼︎」
そう言って黄瀬は公園を後にした
次は誠凛に負けないと、胸に刻んで