第8章 練習試合の後
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火神君と涼太が言い合いしている間、私は隣のバスケットコートが気になっていた
ジーっと見ていると、始めに来ていた中学生らしき3人が後から来た高校生5人にいちゃもんをつけられている
それに暴力を振るっているのが見えた
(あの人たち… 許せない……‼︎)
そう思うと同時に、私は隣のバスケットコートまで走っていた
バスケットコートにて
『あなたたち卑怯ですよ‼︎ 暴力は駄目です‼︎』
高校生A「何なにこの子〜? すっげー可愛いじゃん」
高校生B「今どき居んだね、こんな可愛くて正義感溢れる女の子」
高校生C「つーか、マジで可愛いね君。ちょっとコッチ来てよ」
そう言いながら高校生は私の腕を掴む
『やめてください‼︎』
黒「彼女の腕を離してください」
テツ君がいきなり現れて、私の腕を掴んでいた高校生の腕を払う
高校生A「っっなんだコイツ⁉︎⁇ どっから湧いた⁉︎⁇」
高校生C「はぁ⁉︎ 意気なり何だテメー⁉︎」
高校生はテツ君に向かって怒鳴る
『テツ君…‼︎‼︎』