第6章 練習試合 vs海常
試合が終わり、ゴールを壊してしまったので、はお詫び(?)で海常チームのマッサージをして帰ることになった
誠凛は近くのお店でご飯を食べて帰るらしいので、後からそこで落ち合うことになった
『涼太… これで大丈夫だと思うんだけど、どう?』
黄瀬はにマッサージされている間ずっと無言だった
黄「っち… サンキュっス…」
『涼太……。……涼太はほんとに凄く強い。でも誠凛が勝てたのは、火神君テツ君1人の力じゃなくて〝チーム〟の力だと思うんだ。バスケは1人で戦うものじゃないから…‼︎』
黄「‼︎‼︎」
(〝チーム〟の力……?)
『それと…… リベンジ…するんでしょ? 』
黄「……っ…今度は絶対負けねぇスよ」
『…ウチも負けない‼︎』
黄「ハハッ… 今日は試合にも負けるしっちにカッコ悪いとこ見られちゃうし、最悪っスわ…」
(目覚まされたのは俺の方…っスね…)
黄瀬は自嘲気味に笑った
『本気の涼太、カッコ良かったよ?』ニコ
黄「っち……‼︎」
『フフッ、今日頑張ったご褒美に何か一つお願い聞いてあげる♪』
はそう言って悪戯っぽく笑った
黄「っ……/// っちーー‼︎‼︎ やっぱりっち海常に来てほしいっスーーー‼︎‼︎」
黄瀬はいつもの元気を取り戻し、に抱きついた
『それはダメ‼︎ フフッ、でも元気出たみたいで良かった♪』
黄「っちーー‼︎‼︎」
(やっぱり俺はこの子が… っちが大好きっス……)