第6章 練習試合 vs海常
第4Q残り3分
誠凛82-82海常
ギャラリー「同点⁉︎ 誠凛ついに追いついたーっ‼︎‼︎」
黄(同点…? 俺が負ける…?)
その瞬間、黄瀬の雰囲気が変わった
黄瀬は今まで1番速いドライブで火神を抜き去り、ダンクを決める
黄「俺は負けねぇスよ。誰にも… 黒子っちにも…」
(俺が勝って、っちの目を覚ましてあげるっスよ… 俺はコイツらには負けない…‼︎)
火神(コイツここに来てまだ強くなんのかよ⁉︎)
日向「やべぇな…… 全員気入れろ‼︎」
そしてここからランガン勝負が始まり、誠凛も海常も激しい点の取り合いで、どちらも点差が開くことはなかった
第4Q残り15秒
笠松のシュートを火神が渾身のブロック
日向がボールを取りすぐさま前方へ投げる
火神と黒子の2人に、黄瀬が立ちはだかる
火神「黒子‼︎」
黄(黒子っちにパス⁉︎ 黒子っちがシュート⁉︎)
黒子は火神からのパスをそのままゴールの方へ弾く
笠松「シュートじゃねぇ‼︎‼︎ アリウープだ‼︎‼︎」
火神がボールをリングに叩きこもうと跳ぶ
黄「させねぇスよ‼︎‼︎」
黄瀬も跳ぶ、が
黄(……⁉︎ 同時に跳んだのに先に俺が落ちてる⁉︎ なんなんだお前のその宙にいる長さは…⁉︎)
火神「テメーのお返しはもういんねーよ‼︎ なぜならこれで終わりだからな‼︎‼︎」
ガンッ
ピーーーーー……
ブザービーターで火神がダンクを決めた