第6章 練習試合 vs海常
続く第2Q
火神の提案にリコも納得し実行することに
リコ「逆襲よろしく‼︎‼︎」
その提案とは火神と黒子の2人の連携プレーで、黄瀬を破るというものだった
今まで黒子のパスと火神の1on1は別々の攻撃パターンだったが、火神も黒子にパスするようになりパスが繋がったことで、お互いの選択肢が増えて前より1段上の攻撃力になった
黒「…黄瀬君は強いです。僕はおろか火神君でも歯が立たない。…けど力を合わせれば2人でなら戦える」
(これが〝チーム〟の力‼︎)
黄「…やっぱ変わったっスね」
(っちも黒子っちも…)
黄「帝光時代にこんなバスケはなかった。…けどそっちも俺を止められない‼︎ そして勝つのは俺っスよ…‼︎」
そう言いながらボールを構える黄瀬の前に黒子がつく
黄「⁉︎」
誰もが黒子が黄瀬の相手になる訳ないそう思った
黄瀬がドリブルをして黒子を抜いた瞬間、火神がヘルプにつく
そして黄瀬がひるんだ瞬間、黒子が
パシッ
黄「なっ⁉︎ バックチップ⁉︎⁇」
黒子が黄瀬をマークしたのは、これが狙いだったのだ
それから平面は黒子、高さは火神がカバーし、黄瀬を苦しめた