第5章 モデル現る
そして片付けと着替えを終え、は黄瀬と合流した
黄「っちーー‼︎ もう待ちくたびれたんスよ?」
そう言ってに抱きつこうとする黄瀬
『ストーーップ‼︎ くっついちゃダメ;;』
黄「えーっ、何でっスかぁ〜(泣)」
『私、明日から学校これなくなっちゃうよ‼︎』
(ただでさえ周りのからの視線(主に女子)が痛いのに… これ以上目立ったら…;;)
黄「う〜… 分かったっス〜…」
2人は誠凛の校門出て、歩き出した
黄「何か久しぶりっスね、こーやって一緒に帰るの」
『そうだね、前は毎日皆で一緒に帰ってたもんね…』
は毎日キセキの世代の皆と帰っていた、帝光時代を思い出していた
黄「赤司っちが変わってから… っち独占されてたから、俺ほんと寂しかったんスよ?」
そう、赤司が豹変してからはキセキの皆と帰ることを許されず、毎日赤司と過ごしていた
『私も皆と一緒にいられなかったのは寂しかったな……』
(赤司君が変わる以前に、すでにチームはバラバラだったのかもしれないけど…)
は寂しいような悲しいような顔をしていた
黄(俺はっちにこんな顔させたい訳じゃない…)
「っ…‼︎ だから、俺今こーやって一緒に帰れるのが本当に嬉しいんスよ‼︎‼︎」
『‼︎ 私も… 涼太に会えて、こうやってまた普通に話したり一緒に帰れたり… 嬉しいな』ニコ
そう言うの表情は、さっきと打って変わって穏やかに微笑んでいた
黄(ドキッ
「っ……/// やっぱっち可愛い過ぎっス… 前より大人っぽくなって何か綺麗になったっつーか…///」
『っ/// そんなに言ってくれるの、涼太ぐらいだよ? ありがと♪』ニコ
黄「………っ///」
(絶対そう思ってるのは俺だけじゃない… 皆口に出さないだけで……。顔や態度を見れば分かる…。黒子っちは勿論… たぶん火神だって…)