第34章 海の家のお手伝い
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お盆間近、今日は部活がお休みということで、木吉先輩の恩師(入院中に花札を教えてくれた人)の海の家“ホワイトハウス”の手伝いに来てます
メンバーは、大我、木吉先輩、小金井先輩、水戸部先輩です
小金井「はいはーい、いらっしゃいませー!!海の家ホワイトハウスでーす!!お休憩やお食事にいかがですかー?」
火神「焼きそばいかがっすかー!!……つーか、何で海の家でホワイトハウスなんだよ…」ジト目
大我はそんなことを言いながらも黙々とイカ焼きそばを、水戸部先輩はホルモンうどんを作り続けている
ちなみに私と小金井先輩は呼び込み&接客担当
『ってゆうか、木吉先輩戻ってくるの遅いね;;』焦
火神「あの人、言い出しっぺだろ…」
そんなことを大我と喋ってると、木吉先輩が大量の鯛と共に帰ってきた
木吉「ここのオーナーの仲間の漁師さんに「土産だ!」って渡されたんだ‼︎ いやぁ〜、気のいい爺さんばかりだったよ」
『木吉先輩って、ほんとにお爺さんやお婆さんに好かれますよね!…それにしても凄い量の鯛……!!』
火神「クーラーボックスぱんぱんだな」
木吉「よし、鯛飯にして売り出そう!!」
『じゃあ、私さばきましょうか?』
木吉「駄目だぞ、!お前は看板娘なんだから、接客してもらわんと!」
『えっ?;;』焦
木吉「今日の売り上げ目標を達成できるかどーかは、に掛かってると言っても過言ではないからな!!」
『そんな、大袈裟ですよ…』
火神「さっきから目当ての野郎ばっかで、気に食わねーけどな」ボソッ
小金井「水戸部、鯛さばけるー?」
水戸部(コクコク
木吉「よし!じゃあ、調理担当が火神と水戸部と俺。接客はコガとに任せたぞ!!」
.小金井「『はーい!』」
ということで、早速お店の前に立って呼び込みを開始する私と小金井先輩であった