第33章 モデルデビュー!?
黄瀬side
さっきまで真っ赤だったの顔が、今度はどんどん青くなっていってる
(そうだ、は初めての撮影で緊張してるんだから、俺が照れてる場合じゃない…!!いくらが可愛いからって、ちゃんとシャキッとしないと!!)
「、緊張してると思うけど大丈夫っスよ!俺に任せて?ちゃんとリードするっスから」ニコッ
『涼太…!うん、迷惑かけるかもしれないけどヨロシクね…?』
「はいっス!!」
俺が声をかけると、多少の緊張も柔らいだようだった
そして撮影が始まる……
テーマが〝カップルの休日〟だったから、彼女の部屋や彼氏の部屋をイメージしたセットで撮影したり、外に出てデート風な撮影をしたり…
中には、俺が後ろから彼女を抱きしめてそのままカメラ目線で… みたいな撮影があって…
「、マジで可愛いっス…」
って俺が周りに聞こえない声で囁いたら、
『もうっ、涼太〜っ/// ただでさえ抱きしめられて心臓バクバクなんだから、そういうこと言うのやめてよ///』
って更にが顔真っ赤にしちゃって、可愛いったらないっスわ…
まあ、カメラマンさんに「そこ!撮影中にイチャイチャしない!!(怒)」って怒られたっスけど;;
とにかく今日の撮影は今までで1番楽しかった
例え撮影だと分かっていても、ほんとにが俺の彼女になったみたいで嬉しかった
(ほんと、このまま彼女になってくれたら良いのに…、なーんて都合良すぎっスね…;;)
スタッフ「今日の撮影は終了です。お疲れ様でした!」
この掛け声と共に、俺たちの撮影は無事終了した