第33章 モデルデビュー!?
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私が撮影ブースに入った途端、周りが騒がしくなった
(自分的にはだいぶマシになったと思ってたんだけど、やっぱり変だったのかな…?(泣) いや、でもオカマさんは可愛いって言ってくれたし……;;)
とりあえず、私は涼太の姿を探し、見つけたのでそちらへ向かった
涼太もかなりキマっていて、普段と違う髪型に大人っぽい衣装で、THEモデルって感じだった
(か、かっこいい……っ/// 涼太がモデルってこと忘れかけてたけど←、やっぱりちゃんとモデルなんだなぁ…///)
『??』
だけど私が涼太の元へ近づいても、いつもならすぐ話しかけてくる涼太が今は何の反応もない
顔はかなり真っ赤になっている
『りょ、涼太…っ/// 私…、へ、変じゃない?』
私は小首を傾げながら聞いてみた
黄「マジ、可愛い過ぎっス……っ/// ヤバイ…///」
『ほ、ほんと…?///』
黄「いや、マジで、今まで見てきたどんなモデルの子より可愛いっス///」
『なっ…!? それは言い過ぎだよ…;; で、でも… ありがとうっ/// 涼太もすっごくカッコイイよ!!』ニコ
黄「〜〜っ///」
私達はお互い顔を真っ赤にしながら喋っていた
スタッフ「2人ともーっ、そろそろ撮影始めるよーっ」
『っ……!!』
(つ、つつつつついに始まっちゃうんだぁ;;)
スタッフさんの掛け声に私の緊張はピークに達し、真っ赤だった顔は真っ青になっていった