第28章 洛山を従える者
そして互いの帰る時間が迫ってきたので、6人はカフェを後にした
は玲央達をご馳走するつもりだったが、結局赤司が全て支払ってしまった←
『赤司君、私が払うって言ったのに…』
赤「僕が玲央達も来ることを許可したからね、これぐらいは当然だ」
『で、でも……』
赤「それにを守ってくれた、礼だよ」
『ぅ〜;; ゎかった……』
(納得はできないけど、これ以上赤司君には何言っても無駄そう… 苦笑)
黛「俺の分まで良かったのか?」
赤「あぁ。コーヒーの一杯や二杯かわらない」
実渕「征ちゃん、ご馳走さま♡」
根武谷「ごっそさん」
葉山「サンキュー!赤司ー!」ニカッ
『ご馳走さま…です…』
赤「あぁ」
そして、これからはバス停、洛山メンバーは駅へ向かう
赤「、バス停まで送っていくよ」
『そんなっ!近いし、大丈夫だよ‼︎ それに時間も…』
赤「時間なら問題ない。玲央達は先に行っててくれ」
実渕「フフッ♡ 分かったわ、征ちゃん。また後で」
(私達が邪魔しちゃったから、やっと2人きりになれるものね…♡)
葉山「んじゃ、ちゃんバイバーイ!まったねー!!」ニカッ
根武谷「おう、またな!」
黛「……。」←手を一瞬だけサッと上げた
実渕「またねちゃん♡ 今度はもっとゆっくりお話しましょ♪」
『はいっ、もちろんっ!!それじゃあ、皆さんまた』
そう言ってはペコッと頭を下げた
洛山メンバーと別れ、は赤司と2人でバス停へ向かう
その道中、あたかも当然のように赤司はの手を取り、所謂恋人繋ぎをする
『……/// 赤司君』
赤「何だい?」
『手……///』
赤「嫌か?」
『ぃ… 嫌じゃないけど……///』
(恥ずかしい…///)
赤「クスッ。なら問題ないだろう」微笑
『ぅ…… はぃ……///』
はたから見れば、2人は手の繋ぎ方だけでなく、その全てがまるで本物の恋人のようだった