第26章 IH準々決勝 海常vs桐皇
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海常対桐皇の試合が終わり…
(涼太… 最後まで諦めずにやり切ってた。笠松さんはもちろん、海常は素晴らしいチームだ…。だからあのとき笠松さんを信じてパスを出そうとしたんでしょ?涼太はもう、あの頃の涼太じゃない…。涼太の周りには良いチームメイトがいっぱいいる…‼︎)
私は1人で戦ってる頃の涼太じゃなくなっていることに、嬉しくなった
(大輝は… 相変わらず1人で戦ってたな…。桐皇学園というチーム自体が個人技重視のチームだから仕方ないのかもしれないけど…。それでも大輝はやっぱり強い…。底が計り知れない…)
私は大輝の強さを再度確認した
(冬にはまた海常とも桐皇とも戦うんだ…。確かに両校とも強い… だけど、誠凛だってまだまだ強くなる…‼︎ 私もしっかりサポートしないと…‼︎‼︎)
改めて決意を胸にした
リコ「いつまでもほうけてらんないわ‼︎ 帰って早く練習するわよ‼︎」
火神「…え? …帰んの? この大会他のキセキの世代も出てるんじゃ…」
リコ「できれば最後まで見たいんだけど、全員で見るのは無理でしょ?だから、準決勝と決勝はちゃんにビデオ撮ってもらうことにしたの」
火神「なっ…⁉︎ ってことは…」
『私だけあと2日間ここに残ります』
日向「じゃあ頼んだぞ、」
伊月「1人で大丈夫か?」
『大丈夫です‼︎ 任せてください‼︎ ばっちり撮ってきますから‼︎』
木吉「あぁ、じゃあ任せたぞ‼︎‼︎」
黒「さん、恐らく準決勝 決勝と他のキセキの世代の皆が出てくると思います…」
『そうだね…。だからちゃんと見て、撮っておかないと』
黒「はい…。くれぐれも気をつけてくださいね…」
『大丈夫だよ、テツ君‼︎ 心配しすぎ‼︎』
私は皆と別れ、この日はもう試合が無かったので、ホテルへ帰った
涼太や大輝に連絡しようか迷ったが、やめておいた
お風呂に入りベッドで横になっていると、いつの間にか私は眠っていた