第26章 IH準々決勝 海常vs桐皇
黄瀬side
俺が気持ちを伝えると、案の定は無言のままだった
「やっぱ困らせちゃったっスね」苦笑
俺は腕の中にいるの顔を覗き込む
『ご、ごめん…/// 涼太のことそんな風に見たことなかったから……』
「知ってる;; だから、これからはちゃんと男として見てほしいっス」
『うん……///』
「返事はそれからにして。俺それまで待ってるっスから」ニカッ
『わ、わかった…///』
「あーぁ、俺人生で初めてだったんスよ?自分から告白するの」
『っ……///』
「たぶんが最初で最後っス」
『……/// 名前… 〜っちじゃなくなったの?』
「のこと尊敬しなくなったとかじゃないっスよ? ただ… 尊敬とかじゃなくて、はもっと特別っスから」
『〜〜っ///』
「照れっぱなしっスね♪ 赤くなってるも可愛い」ニコ
俺がそう言うと更に赤くなる
(ほんと可愛いすぎて離したくないっスわ…)
でも、そういうわけにはいかない
「…俺、そろそろ控え室戻るっス」
そう言いながらを腕の中から解放する
『うん…。涼太… 気持ち伝えてくれてありがとう///』
「クスッ。だから、これからはちゃんと俺のこと1人の男として見てね?」ニカッ
『うん…///』
「じゃあ、もう行くっスわ」
そして俺は控え室へ戻った
(人生初の告白… ムードも糞もなかったけど、に気持ち伝えてスッキリしたっス。も仲間も俺を信じてくれてる。あとはその想いに応えるだけっス‼︎ 絶対完璧にしてみせる… 青峰っちのコピー‼︎‼︎)
side
(涼太は私のこと……///)
観客席へ戻る間、ずっと涼太の言葉が頭の中でリピートしていた
(涼太は真剣に伝えてくれたんだから、私もちゃんと応えなきゃ…。これから涼太を1人の男の人として見て、それからちゃんと返事をしよう‼︎ それまで涼太も待ってくれるって言ってたし…。それにしても… いつもはワンちゃんみたいな感じ←なのに、あーゆーときだけあんな顔して… ズルいよ…///)
私はさっきまでの真剣な顔の涼太を思い出して、再び赤面していた