第26章 IH準々決勝 海常vs桐皇
第2Q
始まってすぐに桐皇がシュートを決める
青峰もエンジンがかかり、さっきとは比べ物にならない集中力を見せる
黄瀬は青峰を抑えきれなくなっていた
そして海常のTOの後、黄瀬は急に青峰に1on1を仕掛けなくなった
黄瀬が青峰に抜かれた直後、シュートを決めようとした青峰に笠松がぶつかりにいき、青峰のファウルをもらう
早川「さすが主将‼︎ ナイスガッツです‼︎」
笠松「うるせー‼︎」
森山「けどヒヤヒヤもんだ…。できるのか…⁉︎」
笠松「できるかできないかじゃねぇ‼︎ やるんだよ‼︎ ウチのエースを信じろ‼︎‼︎」
それから絶好調の青峰を黄瀬は止められず、青峰はシュートを決めまくっていた
黄(青峰っち…。やっぱめちゃくちゃカッケーなあ…。この人に憧れて俺はバスケを始めた。この人のプレイだけは何度やってもできなかった。けど分かってたんだ、本当は。憧れてしまえば超えられない…)
黄「だから… 憧れるのはもう…やめる」
青「……‼︎」
観客席では…
(涼太や笠松さん、海常の人たち… なんだか覚悟を決めたような顔してる…。まさか…⁉︎)
『涼太… 大輝のスタイルのコピーをしようとしてる…⁉︎』
火神「なっ⁉︎」
黒「たぶんさんの言う通りだと思います」
伊月「青峰のコピー⁉︎ そんな… できるのか⁉︎⁇」
黒「…そもそも黄瀬君のコピーというのはできることをやっているだけで、できないことはできません」
小金井「は…⁉︎⁇」
リコ「つまり… 簡単に言えば、飲み込みが異常に早いってこと。NBA選手のコピーとか、自分の能力以上の動きは再現できない」
木吉「だが… 逆に言えば、それでもやろうとしてるってことは「できる」と信じたってことだ」
コートでは、今吉がブザービーターで3Pを決め第2Q終了
海常34-43桐皇