第26章 IH準々決勝 海常vs桐皇
IHの会場に着き、観客席に座る誠凛バスケ部一同
日向「監督、お目当ての試合は?」
リコ「ちょうどもうすぐよ。あと10分くらいで始まるわ」
火神「海常対桐皇…。この試合はつまり黄瀬涼太対青峰大輝‼︎ 黒子とはどっちが勝つと思う?」
黒「分かりません…。キセキの世代のスタメン同士が戦うのは初めてです。…ただ黄瀬君は青峰君に憧れてバスケを始めました」
火神「そうなのか⁉︎」
『うん。そしてよく2人で1on1をしてたんだけど…。涼太は1度も大輝に勝ったことないの…』
火神「…⁉︎⁇」
『だからって、今日も大輝が勝つとは限らない。もう中学の頃とは違う』
黒「その通りです。黄瀬君も青峰君も進化しているはずですから…」
その頃、コートでは
黄「負けねーっスよ、青峰っち」
青「あん?ずいぶん威勢良いじゃねぇか、黄瀬ェ。けど残念だがそりゃ無理だ。そもそも今まで1度でも俺に勝ったことがあったかよ?」
黄「今日勝つっス。なんか負けたくなくなっちゃったんスよ。ムショーに」
青「へぇ…」
黄「それに…… っちのことも」
青「あ?」
黄「誠凛対桐皇の試合見てたんスよ。アンタも諦めてないみたいっスね」
青「フンッ… テメェには関係ねぇだろうが…」イラ
黄「…負けねェっスよ」
そして両チーム整列する
審判「それでは準々決勝第二試合、海常高校対桐皇学園高校の試合を始めます」
両チーム「「お願いします‼︎‼︎」」