第25章 地獄の海合宿 feat秀徳
そして緑間と高尾は大浴場で体を洗い、風呂につかった
高尾「しーんちゃん。俺、真ちゃんに言わなきゃいけねーことあんだけど」
緑「何だ?」
高尾「俺もちゃんのこと好きになっちまったんだわ」
緑「なっ…⁉︎」
(最近、妙にに馴れ馴れしいと思ったら……怒)
高尾「つーわけで、ヨロシクw」ニカッ
緑「何がヨロシクなのか分からないな」
高尾「だって真ちゃんもちゃんのこと好きっしょ?」
緑「なっ⁉︎ 誰がいつそんなことを言ったのだよ‼︎‼︎」怒
高尾「何ムキになってんだよw」
(誰がどう見ても好きにしか見えねーっつのw)
緑「ムキになどなっていないのだよ」怒
高尾「あっそうw じゃ、これから俺どんどんちゃん攻めっから」
緑「フンッ。好きにしろ。俺には関係無いのだよ」怒
高尾「へーへーw」
高尾と緑間が浴場でこんな話をしている間、は部員のストレッチやマッサージを手伝ったり、リコと今後のスケジュールについて話し合っていた
(今日で合宿も最後か…。楽しかったし早かったなあ…。秀徳さんとも一緒だったし、なおさら楽しかった♪ 皆にとっても充実した合宿になってたら良いなあ…)
はこんなことを思いながら、合宿最後の夜を過ごした
そして夜が明け、お世話になった“波切荘”に挨拶をし、誠凛バスケ部は準々決勝の海常vs桐皇の試合を見るために、バスでIHの会場へ向かった
がバスの中で火神に緑間からの伝言を伝えると…
火神「負けるかよ、バーカ‼︎ っつっとけ」
黒「僕も緑間君に感謝しなければいけません。緑間君に言われた言葉のおかげで、僕の新しいバスケのヒントをもらえました」
そこでは黒子から、新しいドライブを習得するということを聞いた
『そっか。フフッ、2人とも真ちゃんのおかげだね』ニコ
火神「ムカつくけどなー」怒
黒「緑間君たちと戦うのが楽しみです」
『そうだね♪』
しばらくバスに揺られ、誠凛バスケ部はIHの会場へ到着した