第25章 地獄の海合宿 feat秀徳
side
大我との1on1を終えた真ちゃんは、私たちの方へ歩いてきて
緑「行くぞ、高尾。も一緒になって何をしているのだよ」
高尾「あり?バレてた?」笑
『えへへ、つい…ね』汗
緑「黒子…。WC予選でガッカリさせるなよ」
黒「…はい」
それからテツ君は大我と走りに行ったため、私は真ちゃんと和君と一緒に宿舎へ戻ることにした
高尾「ちゃんがいる前で言うのも何だけど…。良いのかよ?敵に塩あんな送っちやって」
緑「それでも冬は俺が勝つのだよ」
(和君の言う通りだ…。真ちゃんのおかげで大我はきっと気付くことができた。これから自分が何をしなければいけないかを…)
『真ちゃん… ありがとね…‼︎』
緑「フンッ。礼を言われるようなことはしていないのだよ。跳ぶだけならノミでもできる。馬鹿すぎて懲らしめただけだ」
『フフッ、それでもありがとう』ニコ
緑「…/// 火神に、俺が倒すまで負けるなと伝えておけ」
『了解♪』
高尾「あーぁ。火神だけならまだしも… 黒子まで成長したらどーっすかなー」
『テツ君も成長するよ、絶対‼︎』
高尾「ゲェ…;;」
緑「フッ、望む所なのだよ」
高尾「俺は望んでねーっつの‼︎」
『あはは、冬が楽しみだね』ニコ
緑「冬は俺が勝つ」
3人で談笑しながら宿舎へ戻った
緑間side
宿舎でと別れ、今は高尾と2人だ
(俺は礼を言われるようなことはしていない。逆に礼を言いたいのは…)
高尾「どったの?しーんちゃん」
「別に… 何でもないのだよ」
高尾「どーせちゃんのことでも考えてたんだろー?」ニヤニヤ
「なっ⁉︎ 考えていないのだよ‼︎‼︎」怒
(コイツはエスパーか⁉︎⁇)
高尾「へーへーw にしても髪おろしたちゃん、マジ可愛いかったなー‼︎ スタイルも良いし」
「フンッ、当然なのだよ」
(なぜならなのだから←)
高尾「何で真ちゃんが誇らしげなのよww つーか、そろそろ風呂の時間じゃねー? 行こうぜ」
「そうだな」
俺達は準備をして、風呂場へ向かった