第25章 地獄の海合宿 feat秀徳
高尾side
リコ「じゃあ今度は逆の足で飛んでみて」
女監督がそう言ったとき、俺のズボンのポケットから小銭が落ちたので、俺は拾おうとした
バンッ
火神「フンッ‼︎‼︎ って…あぁ⁉︎⁉︎」焦
リコ「もお馬鹿っ‼︎‼︎ 強く叩きすぎよ‼︎‼︎」焦
『和君っ‼︎ 危ないっ‼︎‼︎』
ガシャーーーン
バスケットゴールが俺たちのいる方へ倒れた
「っ……///」
『和君大丈夫? って……ごめん/// 今すぐどくから///』
俺たちの今の状況はというと、ちゃんが俺を押し倒してて、俺の胸あたりにちゃんの顔があるみたいな状態なわけで…
(ヤベェ…/// ちゃんまじ良い匂いする…///)
俺は離れようとするちゃんの腕を引っ張って、抱きしめた
『っ…/// か、和君…?///』
「わりぃ、まだ離してやれねーわ。もうちょっと… このまま……」
(あー… マジやべぇ、この状況/// 幸せ過ぎんだろ← つーか、ちゃん良い匂いするし何か柔らけぇし… とにかくヤベェ…///)
俺はちゃんを抱きしめて、無意識でちゃんの首筋あたりに顔を埋めていた
『ひゃっ……んっ/// か、和君‼︎ くすぐった…ぃよ///』
(あー… しかもいちいち反応が可愛いすぎんだよ、マジで)
「なぁ…… このままキスして良い?」
『えっ⁉︎⁇/// 何言っ』
「なーんてな♥︎ 冗談だよ」ニカッ
『っ〜〜/// もう、和君ヒドイ‼︎‼︎ 離して‼︎‼︎』
「ははっ、んな怒んなって‼︎」
(半分本気だったし)
それから俺はやっとちゃんを離してやった
俺たちがこんなやり取りをしている間に、誠凛の女監督はどっか行っちまったみたいだ