第25章 地獄の海合宿 feat秀徳
高尾side
宮地さんにシメられた後、誠凛との最後のミニゲームも俺たちは勝ち、結局合宿中三戦三勝に終わった
そして、その日の夜俺は飲み物を買いに外の自販機に来ていた
『あれ…? 和君?』
「ん? ちゃ……っ///」
(ちゃんが髪おろしてるとこ初めて見た…/// しかも風呂上がり?なのか、服装もタンクトップと短パンで薄着だし……ヤベェ/// つーかスタイル良すぎだろ… 普段どんだけ着痩せしてんだ⁉︎ 何より可愛い過ぎっしょ///)
俺がちゃんに見惚れて固まっていると
『和君…? どうしたの…?』
「あぁ、わりぃわりぃ/// ボーッとしてたわ。つーかちゃんこそ何してんの?」
『お風呂から出たら喉渇いちゃって;; ジュース買いに来たの』
「ヘェ〜、てかちゃんの髪おろしてるとこ初めて見たけど可愛いなっ‼︎」ニカッ
俺はちゃんの髪を救いながら言った
『っ/// あ、ありがとぅ…///』
「照れた顔も可っ愛い〜」
『もう〜〜っ///』
「ははっ」ニカッ
(そんな顔で睨んでも可愛いだけだっつーのww)
ちゃんもジュースを買い、俺たちは一緒に宿舎へ戻っていた
(偶然とはいえ、ちゃんと2人きりになれるなんてラッキーだぜ♪)
そして、何故かバスケットゴールが置いてある駐車場に差し掛かったとき
火神「うおりゃあぁ‼︎‼︎」
バンッ
「うわぁッッ⁉︎⁇」
『キャーッ‼︎‼︎』
俺とちゃんはビックリして、思わずしゃがんでしまった
『ビックリしたあ…;; ん?あれはリコさんと大我…?何してるんだろう?』
「しばらく様子見てみようぜ」
『そうだね』
さっきのでっけー音は、どうやら火神がバスケットゴールのボードを叩いた音らしい
(つーかリング余裕で越えてんじゃん…;;)
そして俺たちはしゃがんだまま、様子を見ていた