第25章 地獄の海合宿 feat秀徳
緑間side
と話し終えお互い宿舎へ戻る
その間、無言だったが苦痛ではなかった
(幾分気分がスッキリしたのだよ。お前の言う通り、秀徳へ来たことが間違いだとは思わない。仲間との信頼など、今の俺には到底理解できんが、いつか俺も“チームプレー”というものができるのだろうか…? したいと思えるのだろうか…? 確かに“答え”を出すことはできなかったが、今日お前と話せて良かったのだよ。、俺もお前と一緒に合宿してるみたいで…)
そこまで思ったところで、高尾が話しかけてきた
高尾「あっれー?真ちゃんどこ行ってたのー?」
「貴様には関係ないのだよ」
高尾「つれねーなー。さてはあれだろ?ちゃんと会ってたんだろ?」ニヤニヤ
「なっ…⁉︎」
(何で分かるのだよ⁉︎⁇)
高尾side
(真ちゃんの顔がいつもより機嫌良さそうと思ったら、やっぱりな‼︎ つーか、真ちゃん分かりやすすぎww)
「真ちゃんは分かりやすすぎるのだよw」
緑「真似をするな」怒
「ちゃんと何の話してたんだよー」
緑「それこそ貴様には関係ないだろう」怒
「チェッ」
俺が不貞腐れたように答えると、真ちゃんは「風呂に入ってくる」とか言って俺の元から去った
(まっ、確かに関係無ぇけど。あー、俺もちゃんと2人っきりで話してーなー。あれ以来会ってねーし。俺も誘ってみっかなー)
そんなこと思いながら、俺も風呂へ入る準備をした