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青春TipOff〜高校編〜【黒バス】

第23章 あの後




青峰side


俺は誠凛に勝ってから、毎日あのときのの泣きそうな顔を思い浮かべていた

(俺はお前のあんな顔見たくねーんだよ…)



今は、学校も終わり家に帰ってダラダラしてるところだった


♪♪〜♪〜

俺の携帯の着信音が鳴る

名前は【】と表示されている

も俺もマメじゃねーから、連絡を取ることはほとんど無い

(こいつから連絡してくるなんて珍しいな…。しかも、あんな試合があった後だってのに…)

俺はそう思いながら電話に出た



PI

「はい」

『今、大丈夫?』

「おー。…何か用か?」

『あの…ね、ありがとう…』

「…は?」
(いきなり何言ってんだコイツ⁉︎ 負かされた相手だぞ、俺は…。こないだお前は俺のせいで泣いたんじゃねーのかよ)

『あの後のこと聞いたの…。控え室でのこと…』

「‼︎‼︎ ……チッ」
(さつきが言いやがったのか…)

『だから… 怒ってくれてありがとう……』

「別に。礼言われることなんてしてねーよ」

『フフッ、でも嬉しかった…。ありがと』

「っ……。お前今どこいんだよ?」

『えっ? 家だけど…?』

「今から行く」

『えっ⁉︎ ちょっと待っt』

PI


俺はコイツの返事を聞く前に電話を切った


電話の向こうでアイツは笑ってた

その瞬間、どうしても今すぐアイツの笑顔が見たくなった


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