第23章 あの後
しばらく話していると、突然桃井がおずおずといった感じで話を切り出した
桃「あの…ね、今日ちゃんを誘ったのは、話しておきたいことがあって…」
『? なになに〜?』
桃「こないだの試合の後ね、青峰君が…」
それからは、桐皇vs誠凛の試合の後の、桐皇の控え室での出来事を聞いた
桃「ってゆうことがあって…。青峰君、テツ君とちゃんを馬鹿にされたのが、すごく腹が立ったんだと思うの…」
『あの後そんなことがあったんだ…』
(大輝…)
桃「でも私、青峰君が怒ったことが何だか嬉しくて…。あっ、暴力がダメなのは分かってるよ? ただ、まだ青峰君はテツ君やちゃんのこと想ってくれてるんだなぁ…って。それが嬉しかった」ニコ
『うん…。私も嬉しい……』
(大輝、やっぱり優しい…な…)
桃「フフッ、良かった…。ゴメンね、あの試合からまだあんまり日も経ってないのに誘っちゃって…」
『もお〜、さつき何言ってるの‼︎ 私達は敵のマネージャーである前に、親友じゃん‼︎ 変な気遣わないでよ‼︎ 気遣われる方が寂しいよ……』
桃「ちゃん…‼︎ そうだよね、ごめん」
『それに、私も誠凛も立ち直ってるから‼︎ 冬、覚悟しててね?』ニカッ
桃「…‼︎ それじゃあ遠慮なく、私も分析解析させてもらおうかな〜♥︎」ニヤ
『えっ⁉︎ それは嫌かも…;;』
桃「覚悟してって言ったのはちゃんでしょー?♥︎」ニヤ
『うっ…;;』
それから2人はまたしばらく話して、夕方頃解散した