第22章 彼らと同じで違う
黒「ハァハァ……」
『テツ君…』
火神「黒子?」
黒「ちょっと話良いですか?」
黒子は火神に向かって言った
『あ、じゃあ私はそろそろ帰るね…』
黒「いえ、さんにも聞いてほしいんです」
『!』
火神「…なんだよ、話って」
黒「すみません、実はまだ考えがまとまってません;;」
『え…;;』
火神「おい‼︎;;」
黒「少し待っててください」
そう言う黒子に、火神はボールを投げて「1on1しながら考えろ」と言った
火神「よしっ、これで14点目‼︎」
黒「ハァハァ… あの、もう少し手を抜いてください…。考えまとめるどころじゃないです…」
火神「抜いてるよ‼︎ つかお前弱すぎ‼︎」
黒「……。」
火神「そういや、初めてやったときもこんな感じだったな」
も火神と黒子が初めて1on1をしたときのことを思い出していた
(あのとき約束したんだよね。〝日本一にする〟って…)
火神「あんときから1つ気になってたことがある…。何で俺を選んだんだ?」
黒「…すいません。僕は謝らなくちゃいけません」
そして黒子は自分とキセキの世代の話をした
自分は彼らに信頼されていなかったこと