• テキストサイズ

青春TipOff〜高校編〜【黒バス】

第22章 彼らと同じで違う




side


私は練習試合が終わってすぐ、大我と2人で話した


『大我、今日の練習試合の前、何であんなことテツ君に言ったの〜?』

火神「別に…」

『フフッ、あんな言い方じゃテツ君勘違いしちゃうよ?』

火神「……。」

『あと大輝に負けた後、控え室で言った言葉。私も最初は勘違いしてた…。けど、大我を信じて、最近のプレー見てたら違うっていうのが分かった』

火神「……とりあえず、俺1人でも戦えるレベルになんねーとって思ったんだよ。キセキの世代の奴らに勝つには。それができて初めて…」

『うん…』

火神「今まで黒子には助けられっぱなしだったから、しばらく距離とりてーんだよ。じゃねーと、俺自身が強くなれねー。それにアイツもあのまま終わるはずねーしな」

『うん、私もそう思う』ニコ
(やっぱり大我はテツ君を信じてこその言葉だったんだ…。だけど…)

『けど、もっと他に言い方あるでしょ;; どんだけ不器用なの、大我は……;;』

火神「うっせー///」

大我はソッポを向いてそう言った




その日の部活終わり、大我がボールを持って帰ったのが見えた

(いくら足が完治したとはいえ、まだまだ無理しちゃ駄目なのに…;;)


私はそう思って、片付けが終わった後、学校の近くのバスケットコートがある公園に来てみたら、案の定大我がいた



『たーいが‼︎ はい、タオル‼︎』

火神「⁉︎ お、サンキュ。 つか何でここにいんだよ⁉︎⁇」

『大我がボール持って帰ったの見かけたから、ここにいるかなと思って♪』

火神「エスパーかよ…;; お前」

『大我の考えてることなんてすぐ分かるよっ』ニコ

火神「っ……///」

(何で顔赤くなってるんだろ?)

『それより、大我‼︎ いくら足が治ったからって、あんまりオーバーワークしちゃダメだよ? 私はそれを言いに来たの‼︎』

火神「あぁ、わーってるよ」


私たちが話していると、そこに走ってきただろうテツ君が現れた


/ 273ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp