第22章 彼らと同じで違う
黒子side
僕は最近自分のバスケに限界を感じています
【同じってことは成長してねぇってことじゃねぇか】
【お前のバスケじゃ勝てねぇよ】
何度も頭の中で繰り返される、青峰君の言葉
【もう俺にパスはしなくていい】
そして火神君の言葉
今日の練習試合、勝ちはしましたが本当はもっと得点が稼げていたはずです
僕はパスしかなできない
ドリブルで相手を抜くことも、シュートを決めることもできない
このままでは僕は足手まといになってしまうだけだ
(それならもう……)
僕は自主練している日向先輩の元を訪ねた