第20章 vs桐皇
日向(また聞こえたの声。諦めてねーのは黒子だけじゃねぇ。1年坊主のやる気に俺らが負けるわけにはいかねーよな)
「こらベンチ‼︎ なに女に言わせてんだよ‼︎ てめぇらはお通夜でもしてんのか⁉︎」
日向は誠凛ベンチに檄を飛ばす
誠凛ベンチでは
小金井「そーだ‼︎ 女のちゃんに俺たちが負けてどーすんだよ‼︎‼︎ 声出せ‼︎‼︎ 最後まで‼︎‼︎」
『中の選手が諦めてないのに私達が黙って見てちゃダメでしょう‼︎‼︎』
それから全員でコートに声援を送る
コートでは
日向「1点でも多く縮めるぞ‼︎ 走れよ最後まで‼︎」
伊月「当たり前だろ‼︎‼︎」
(俺にもちゃんと届いてる、黒子とちゃんの想い)
水戸部(コクコク
誠凛バスケ部は誰1人諦めず、全員が最後まで戦った
それでも点差は開き続け、圧倒的な点差で負けた
そして第4Q終了
日向「行くぞ黒子。整列だ」
日向はコートに突っ立っている黒子に声をかける
黒「……はい」
審判「112対55で桐皇学園の勝ち‼︎‼︎」
両チーム「「ありがとうございました‼︎」」