第20章 vs桐皇
第1Q
始まってすぐ桜井が「スイマセン」と言いながら3Pを決める
シュートまでのモーション、戻りの速さ、さまざまな個人技、誠凛は油断していた訳ではなかったが、桐皇の強さを改めて実感していた
今吉「おおかた、青峰が遅れるて聞いてできるだけ点差つけようとか思ってたんちゃう?まあスマン、こっちの言い方が悪かったわ。前座ゆうても、キミらよりは強いで」ニヤ
誠凛ベンチでは
リコ(ここまで強いとはね…‼︎ これで青峰君がいないなんてまいっちゃうわね)
小金井「予選トーナメントの桐皇のスコア、全部100点ゲーム⁉︎」
小金井はトーナメント表の結果欄を見て驚きの声を上げている
リコ「そ。桐皇は超攻撃型チームよ‼︎」
『しかも桐皇は味方のケアは最小限で、連係は全くない。OFもDFもとにかく“1人”で戦ってる感じですね…』
(私は嫌いだな、このチームのバスケ…)
リコ「そうよ。同じ攻撃型チームでも、桐皇は個人技重視のスタイル。ウチは連係重視のスタイル。全然違うわ‼︎‼︎」
コートでは
誠凛はどんどんパスを回し、日向が一瞬の隙をついて3Pを決める
日向「1対1の勝負はともかく試合にまで負ける気はねーぞ。主将にもそう言っとけ、謝りキノコ‼︎」怒
桜井「えぇ⁉︎ スイマセン;;」焦
(てゆうか僕何も言ってないのに…;;)