第20章 vs桐皇
side
ついに桐皇学園との試合が始まる
けど、試合前のウォーミングアップ中に大輝の姿が見えなかった
(大輝がいない……⁉︎)
私は大輝が桐皇側のコートにいないことに気付き、思わず聞きに行ってしまった
『若松さん‼︎ 大輝はいないんですか⁉︎』
若松「あぁ、アンタか。遅刻だよ、あの自己中野郎は」怒
火神.「『なっ……⁉︎』」
黒「……⁉︎」
私達の会話が聞こえていた、大我とテツ君も驚いていた
今吉「おぉー、ちゃんやんけ。今日も相変わらずベッピンさんやのー」
『今吉さん、今はそんな冗談言ってる場合じゃないです‼︎ 大輝は⁉︎』
今吉「すまんのー。アイツおらんとウチも困るんやけど…。後半あたりには来るて。せやからウチらはまあ前座や。お手柔らかに頼むわ」ニヤ
『っ……‼︎』
(大輝……っ‼︎‼︎)
誠凛「「………。」」
『大我……‼︎』
火神「あぁ、わーってるよ。俺も青峰にはブチ切れてる。だから前座だってんなら挽回できないまで突き放して世界一マヌケな主役にしてやらあ‼︎‼︎」怒
黒「僕も賛成です。青峰君は危険です。いないなら今のうちにつけられるだけ点差をつけた方が良い。そもそもいない人にムキになっても意味はありません。目の前の相手が全てです」
日向「よし、ちゃんと分かってんな」
伊月「俺らも当然そのつもりだ」
水戸部(コクコク
日向「スタートから全開だ‼︎‼︎」
審判「誠凛高校対桐皇学園高校の試合を始めます」
両チーム「「お願いしゃす‼︎‼︎」」
そして大輝がいないまま試合が始まった