第20章 vs桐皇
青峰side
俺は今、午後からの授業サボって屋上で昼寝しようとしているとこだ
(そーいや今日だっけか、決勝リーグ)
俺はいつかの1on1を思い出していた
(あー、マジだりぃ。さつきが要注意とか言ってた火神もただの雑魚だ。テツがいたってどーせ変わんねぇ。アイツじゃテツの力を引き出せねぇ)
そして次に思い出すのはの笑顔…
(今は敵だ…。俺が勝っても、もうアイツは笑わねー……)
中学の頃、俺が勝ったときは必ず笑顔で迎えてくれた
(アイツが笑わねーと思うだけでこんなにもヤル気無くなるもんかよ…。まあ、いつも無ぇけど)
いろいろ考えてるうちに、俺はいつの間にか眠りについていた
♪♪〜♪〜〜
しばらく経って、俺は携帯の着信音で目が覚めた
名前は【さつき】と表示されている
PI
「……はい」zZZ
桃「ちょっと何やってんの⁉︎ もうすぐ試合始まっちゃうよ⁉︎」怒
「あーーー… 悪ぃ。寝坊だわ」
今吉「青峰‼︎ あとどれぐらいで来れる⁉︎」
「あ、今吉さん。まあ後半にはたぶん…」
今吉「頼むでオイ;; 相手はあの誠凛なんやぞっ‼︎」
「ハハッ、またまた〜。あんな雑魚倒すのに20分でも多すぎだって。ま、前半はテキトーにヨロシク」
PI
電話を切り、俺は今までで一番ってぐらい重い腰を上げた
(俺が行ったってどーせつまんねー試合だ。せめてこの前よりは抗えよ?火神大我…)
俺は試合会場へ向かった