第18章 青との再会
青峰side
俺はプールの近くにあるバスケットコートへ向かった
そしたら、さつきの言った通りほんとに火神大我がいた
んで試しに相手してやったけど、マジ話になんねーわ
「お前の光は淡すぎる」
俺に手も足も出なかったコイツは座り込んで呆然としていた
そこにアイツが現れたんだ
俺が、ずっと… ずっと会いたかった奴…
『大我っっ‼︎‼︎ っと、大輝⁉︎⁇』
(何で第一声がコイツの名前なんだよ……)イラ
火神「⁉︎ 何でここに⁉︎⁇」
『っ……‼︎ まさか……‼︎』
そう言ってコイツは座り込んでる火神に駆け寄った
『まさか1on1したの……?』
火神「………っ」
は心底心配そうな顔をして、火神を見つめている
(オイ、何で“大我”なんて呼んでんだよ…。何、俺のこと無視してんだよ…。ふざけんじゃねーぞ…。こっちはずっとお前に…)イラ
俺はここまで思って、気づいたら腕を伸ばしてコイツを無理やり抱き寄せていた
『なっ⁉︎ 大輝⁉︎⁇』
火神「っテメェ‼︎ に何してやがる‼︎‼︎ 離せっ‼︎‼︎」
「あ?テメェが黙れ。俺に負けた奴がガタガタ言ってんじゃねーよ」
俺は火神を睨んだ
火神「っ………」
俺はを抱きしめる力を強めた
なのにコイツはまだこう言いやがる…
『大輝……。離して……?』
「ぜってー離さねぇ。俺はずっと……っ」
(お前をこうやって抱きしめたかった……)