第16章 超難関? 実力テスト
火神を教え終わったは黒子と話していた
『何だか懐かしいね、こうやって皆で勉強するの』
黒「はい」
と黒子は帝光時代のことを思い出していた
『あのときは皆で大輝と涼太に勉強教えたんだよね』
黒「はい。最後は2人とも詰め込まれ過ぎて頭パンク仕掛けてましたね」
『フフッ、大我もそうなりそう』
黒「そうですね」
『何か似てるなあ〜……』ボソッ
黒「さん?」
『ううん、何でもない…』ニコ
(大我のバスケを見て、似てると思った。私の好きだった頃の大輝のバスケに。大輝と戦うのも、もうすぐ……か)
黒子はそれ以上聞かなかった
そうして火神の勉強合宿は2日間続き、リコが最終チェックに入った
リコ「…まいったわね〜。国語だけどーしても伸びないわ。仕方ない、国語は捨てる‼︎‼︎ 残り4科目で挽回しなさい‼︎」
火神「マジっすか;;」
黒子「火神君、どうしてもダメならこれを」
火神「なんだよ、これ?」
黒子「緑間君が昔くれた湯島天神の鉛筆で作ったコロコロ鉛筆です」
『うわあ〜、懐かしい〜‼︎‼︎』
(確かクリスマスのプレゼント交換でテツ君に当たったんだよね♪)
火神「いるかっ‼︎‼︎」怒
『そう言わずに、一応筆箱に入れときなよ‼︎』
はコロコロ鉛筆を無理やり火神の筆箱へ入れた
そしてテスト当日
5教科を全部終え、火神はゲッソリしている
『大我、どうだった?』
黒「火神君まさか……」
火神「うっせー… そーだよ…俺は国語のときずっと鉛筆転がしてたよ」
.黒子「『………;;;』」
翌日
バスケ部員は再び全員体育館へ集まった
日向「火神‼︎ テストどうだった⁉︎⁇」
火神「それが……;;」
火神は皆にテスト結果を見せる
全員「「なっ⁉︎ 308人中90位⁉︎⁇」」
リコ「ちょ、国語98点じゃない⁉︎ 何で⁉︎」
火神「いや黒子が貸してくれた鉛筆転がしてただけなんで……」
黒「緑間君特製コロコロ鉛筆です」
全員「「緑間怖ェェ‼︎‼︎;;」」
(真ちゃん… やっぱり凄い……;;)
こうして全員無事補習はまぬがれた
ちなみには苦手な数学を伊月のおかげで克服できたため、学年1位だったという…←