第16章 超難関? 実力テスト
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その日の夜、私達は大我の勉強合宿のためリコさん家に集まった
リコ「実力テストは主要5科目‼︎ みんなそれぞれ得意科目があるからスペシャルチームを編成したわ‼︎」
理科→水戸部先輩、国語→テツ君、数学→伊月先輩、社会→日向先輩、リコさん→総指揮
私は英語を担当することになった
リコ「寝る間も惜しんで行くわよっ‼︎‼︎ まずは社会からっ‼︎‼︎」
日向先輩が大我に教えている間、私は伊月先輩に数学を教えてもらっていた
『わあ〜‼︎ 先輩の教え方、すごく分かりやすいです‼︎ ありがとうございました‼︎』
伊月「ちゃんが飲み込み早いだけだよ」
『そんなことないです‼︎ 先輩のおかげで助かりました‼︎』ニコ
伊月(やっぱ可愛いよな、ちゃんって……///)
「なら良かった」
リコ「……じゃあ、次は英語ね‼︎ ちゃん、お願い‼︎」
『あっ、ハーイ‼︎ じゃあちょっと行ってきます。伊月先輩ほんとありがとうございました‼︎』
伊月「あぁ」
(ほんとはもうちょっと話していたかったけど、仕方ないな…)
そして私は大我に英語を教えてたんだけど…
『大我… ほんとに帰国子女なの……?;;』
火神「うっせーな‼︎ 日本の英語が細かすぎんだよっ‼︎ もっとテキトーっつうか通じりゃ良いんだよ、言葉なんて‼︎‼︎」
『‼︎‼︎ なるほど〜っ‼︎ なんか大我とはどこの国行っても生きていけそうだね♪ 頼りになる』ニコ
(大我って本能で生きるタイプそうだし)
火神「っ……///」
(どーゆー意味だよソレ…///)
リコ(イラッ
「勉強中にイチャついてんじゃないわよっ‼︎‼︎」
バシッバシッ
私と大我はリコさんのハリセンでしばかれた
火神「痛ェ‼︎ イチャついてねーよ‼︎ …です」
『リコさん、痛いです…(泣)』
(イチャついてる…?;;)
リコ「あっ、ごめんちゃん…;; つい;;」