第4章 ~喧嘩~
大空を見上げながら、政宗と交わした会話を思い出して
ー政宗が・・・俺との食事を拒絶して・・・其から・・・
『そんなの、只の口約束だろ。』
ー・・・・・・あれ?
疑問に打つ駆った。
ー俺のモノ打と云っただけで・・・只の口約束と云った政宗・・・彼奴は、何を望んだ・・・?
小十郎は、政宗に己の伴侶に為れと云っただけで固定はして居なかった。
詰まり、政宗は小十郎の伴侶には為って居ない事に為る。
小十郎も小十郎で、俺のモノ発言はして居ても固定はして居ない。
ー打から政宗は、只の口約束打と云った・・・俺のモノ打と云う事を解りたくて・・・!!
小十郎は走り出した。
政宗に、己のモノ打と云う事を証明する為に、有る場所に向けて走り出した。
一方其の頃。
魔界では、何やら慌ただしく使用人達が走り廻って居た。
「コラッ!大人しくして下さいませ!!」
「い、嫌だ!!」
「王と仲直りするのでしょ?!」
「うっ、うん・・・」
「なら、我々に任せて大人しくして下さいね?」
政宗は、己が着用して居るモノを見ながら、不安気に問い掛けた。
「・・・巧く行く?」
「御任せ有れ。王の好みは熟知して居ります。」
使用人達は、政宗が着用して居るモノに手を加えながら応えた。
其に政宗は、完成去れて行くモノを見て
ー・・・大丈夫かな・・・此で・・・?
更に不安を募らせた。