第3章 ~興味~
薄桃色の唇から漏れる甘い吐息が、脳を刺激した。
ー駄目だ・・・何も考えられねぇ・・・!!
王は、己の唇を少年の唇に押し当て、其の唇を堪能した。
最初は、只当てるだけの接吻だったが、徐々に激しいモノに変わる。
微かに開いた唇に、舌を射れ絡ませる。
己の手は、衣服を託し挙げ突起を擦ったり摘まんだりする。
其だけで、少年の身体は跳ね上がる。
微かに聴こえる声も、己の欲求を刺激する。
下腹部に手を遣ると、衣服の上からでも解る位に膨らんで居た。
ー・・・ふっ・・・今楽にしてやる・・・
己の上着を脱ぎ捨て、少年の衣服を剥ぎ取った王は、眼を見開いた。
少年の白い肌には、殴られて出来た痣や傷痕、更には火傷の痕が、身体中に遇った。
どうやら、日常的に暴力を受けて居た事が、少年の身体が物語って居た。
少年の右目が特に酷く、膿や赤黒い血が巻かれて居た薄汚れた布を染めて居り、張とした処置を受けて居ない事が診て取れる。
ー可哀想に・・・人間共に、痛ぶられて来たのだな御前は・・・
王は、少年の髪を易しく撫で、いとおしそうに口付けをし
ーもう大丈夫だぞ・・・此所は安全打からな・・・
少年の秘部を、易しく解かし
ー何も、心配する事何かねぇからな・・・
其所に、己の逸物を当てがい
ー俺が、御前を一生愛してやる・・・!!
少年の中に、浸入射せた。