第63章 最終章 『夢の続き』
今日はみんなで名古屋へ向かった
一昨日は私は宮城に居たから自分で現地へ向かった
朱鳥に関しては、寝坊してしまったようだ
朱鳥
「朝はニガテなんだよ〜……」
葵
「朝が一番気持ちがいいよ〜」
電車の中で話す私達
葵
「名古屋城見れるかな〜」
朱鳥
「おっ、私も見てみたい」
関西の先輩
「葵ちゃんは朱鳥の扱い上手いなぁ……」
キャプテン
「扱いって……」
水落
「ここで降りるよ」
彼の父、監督の隣に座る水落が座席を後ろ見しながら微笑み言う
ああ、すべては………
この人と、あの日出会ったことで始まったのか……
いや、違う
何でも人の所為にしてはいけませんってお母さんが言ってたからね
そう、私がバレーに触れてから